皆さん、こんにちは。ハネカゼです。
Wind Hope〜希望の風〜を聞いて頂きありがとうございました♪


この歌はとある製作意図の下、作りました。
これを語ると批難を受けることもあるかもしれないと自負しています。
しかし、これを語らないと
この歌を作って下さったO2-zakiさんにも申し訳ないので書かせて頂きます。
内容としては少し重いものであると思いますが…どうか見て下さい。
この歌は風3部作の中の2作目として作った歌です。
風3部作はハネカゼを形作るものをテーマとしています。
一作目の『風に舞う羽』は恋愛。
誰でもきっと経験するものであり、それは人生と共にあるものだと言っても過言ではないと思います。
この歌はいろんな解釈があると思います。
この歌に関しては聞いて下さる皆様の解釈にお任せしたいと思います☆



そして今回あげた二作目の『Wind Hope〜希望の風〜』は過去、そして未来をテーマにしています。
この歌は私が今まで生きてきた19年の中で得た全てのものを詰め込みました。
今から書くことは不幸自慢と取られても仕方ないかもしれません。
でも、私は自分が不幸だったとは思わないし、今でもとても幸せです。



ただ、過去を書くことによって自分のような子供を減らしたい…。
そして自分のような子供が居るならばその子の力になりたいと思っています。
きっとこれから過去の私に近い子は増えていくと思います。時代のせいなのでしょうか。






私は中学生の時にいじめられていました。
私の通っていた中学校は俗にいうマンモス校で
中学に入ると同時に知らない子達とも同級生になりました。

その中で私はいじめに遭いました。
確かな原因はわかりません。ただ思い当たる節はあります。
一つ目は小学校まではどちらかというとスポーツ少女でお馬鹿だった私が勉強に力を入れ始めたことでしょうか。


うちの父親は凄く教育熱心な人でした。
テストの二週間前から付きっきりで勉強を教える父親でした。
テスト前は遊ぶことはもちろん禁止。辛いこともありましたが成績は伸びました。

その中で快く思わない友人が居たのは確かだと思います。

仲良しグループというものはあったので、その中で遊びに誘われても断ったりなど
テスト期間に関しては付き合いの悪い奴だったと自負しております。


身に覚えのない噂を流されたり、靴を隠されたり
そんなことがずっと続いたのですが……
こんな些細なことでもずっと続くと人間って意外と落ち込むんですよね。

これ以外にもいろんなことが続いて(未だに怖くて文章に出来ない)
学校に行きたくなくなった私を母親は学校まで車で連れて行き
そこにおろして無理矢理学校に行かせるという日常が続きました。(学校と家は遠くなかなか帰れない)

とうとう私は教室に入れなくなりました。
リストカットが止まなくなったのもこの時期でした。
家に居てボーーッと過ごす日々が続く中で気づけば歌を歌っていました
心の叫びだったのかもしれません。ずっとずっと歌い続けました
それでも学校には行きたかったので親と相談し転校しました。


その学校はとても良い学校で、友人にも恵まれていたと思います。
でも、私は教室には入れませんでした。
入ると襲う吐き気と恐怖に耐えれなかったのです。

保健室と相談室に通う日が続きました。
時は経ち中学二年生。
進路について考えなければならない時期がきました。
しかし、私は出席日数が足りずテストも受けてない状態なのでとても学校を選べる状態ではなかったのです。



そして先生が言い出したのは出席日数を稼げる学校がある、ということ。
ただ、その学校は名目上は養護学校であり、入院しなければ通えない学校。
両親はどうするかは私に決めさせてくれました。


とりあえず見学に行き、そこで目にしたものは想像していたものとは違いました。
確かに病弱な子も居たのですが、その子たちより多かったのは私のように学校に通えない子たちでした。
事情はいじめだったり、親の虐待だったり…さまざまでしたがそれぞれに闇を抱えた子たちでした。




結局、私はその学校に行きました。
しかし…親や大好きな先生達と離れたこともあり一気に崩れ落ちました。
自殺未遂を繰り返し、周りなんてどうでも良くて酷いことをたくさんしました。


本来の目的である学校にも行かずに
病院で寝て過ごす日々。
こんなことならきっと転校しないほうがよかった、と思っていました。





その中でいつもしつこく私を訪ねてくる先生がいました。
その先生は優しい人であることはわかっていましたが
その時の私にはまともに人と向き合える精神力が備わっていませんでした。
優しい先生にもたくさん酷いことをしました。


ある日、無理矢理連れて来られた学校で
ピアノを弾いて歌っているのを見て
先生は学習発表会でやる発表のピアノ伴奏をしないかと私に提案しました。
正直、私は「こいつアホだろ、学校にも来ない人間にそんなことできると思うの?」と思いましたが先生は引かず・・・。。。
先生は他の先生方に止められながらも、私に伴奏を弾かせてくれました。

学校特有の行事によって音楽を発表したり
音楽によって人と関われたり、徐々に救われていく日々が続きました。



とうとう中学三年生になって
私はそのまま高等部に進学しました。
この時、コース決めがあり、本来私は出席が足りなかったのでこの学校特有のコースに進むものだと考えていたのですが
先生の推薦もあり、普通の高校と変わらない授業が受けられる進学コースに進むことになりました。


私が卒業すると同時に先生は定年退職を迎えられました。
私は先生に花を渡す係りになりましたが…素直に感謝の気持ちを伝えられませんでした。



高校生になってからはある程度持ち直し
運動会の団長をやったり、文化祭の劇で歌を歌ったりなど
ある程度学生らしい生活を出来たと思います。

その気持ちの裏には中学校のときの先生が行事を見に来てくれたら
感謝の気持ちを伝えたい、っていうのと
ちゃんとやっているっていうのを見せたかったからです。
しかし、先生は退職されてから体調を壊され来てくれませんでした。



そしてある日決意をしたことがありました。
私は養護学校卒では終わりたくない、絶対に大学に行く…と。
中学から勉強がすっぽり抜けているといっても過言ではない私に
当たり前ですが、先生方は難色を示しました。

でも、あの場所で終わりたくなかった。
もう一度、社会に戻りたい。もう一度、普通に戻りたい。
凄く辛い日々が続きました。

私は人と話すことが好きだったのと
他の勉強よりはまだ小論文などは得意だったので
AO入試を受けることになりました。


養護学校だったこともあって…
面接の練習の時はかなり辛いことも先生達は聞いてきました。



「その手の傷は何ですか?」
「何故あなたは養護学校に通っているの?」
「障害があるの?」


今考えればそれは先生方の愛だと分かるのです。
会ったこともない先生ならそれくらい聞いてもおかしくないのですから。
だからわざと辛い質問ばかりされました。


本当に辛い日々でしたが、私を支えてくれたのは両親と先生方
そして友人。


大学に合格したら、中学校の時の先生に会いにいってお礼を言いたい。
そう思って頑張りました。






そして無事合格し、養護学校を卒業し
もう一度、社会に戻れることになりました。


先生方は「厳しいこともたくさんある。学歴を知れば奇異の目を向ける人もいる。それでも負けるな」といわれました。






大学生になった私。
過去を想像すると奇跡のような話だと親は言います。
いつか先生に今度こそ素直にお礼を言いにいこう、と思っていましたが








大学一年生の六月
先生は急逝されました。



目標をなくしてしまった私はまた精神的に病む日々が続きました。
しかし、そこでたくさんの方に支えられて私は何とか持ち直しました。




現在、私は大学二年生。
春からは三年生。
これが私の過去であり、伝えたかったこと。



いじめ、不登校、自殺
そんな言葉が当たり前のように聞こえるこの世の中
そんなニュースを聞く度に悲しくなります。



私の過去に関しては
私は何も悪くなかった、とはいえません。
自分にもたくさんの悪い部分はありました。

結構おかしい部分もあった両親も随分と変わって
今ではとても頼れる人であり、とても仲良しです。



たくさんの人たちに支えられて
なんとか生きてきた私。


その中で両親や先生や友達が言ってくれた言葉達
私が気づいたこと。
それをWind Hopeに詰め込みました。






私達が当たり前のように過ごしているこの世の中の片隅で
闇を抱えた子達が今でも存在しているのです。
私の後輩達もそうですし、私が知らない子もたくさんいるでしょう。



そんな子たちはきっとどんどん増えていく。
仕方ないことなのかもしれない。
それでもね、私は心からそう思いたくないのです。


私は非力で何も出来ない弱虫だけど
それでも誰かの力になりたくて
誰かの未来を救ってあげたくて
偽善者かもしれないけれど ここまで殴り書きですが書いてきました。


この歌がどうなるかは分からない。
それでも誰かの心に何かを響かせられれば
この歌はとても輝く作品になると思います。



最後に… この歌を通じて今まで出会った全ての人に感謝の念を伝えたいなと思います。
いじめられた過去を悔やんではいません。
復讐したいなんてこれっぽっちも思わない。
どんなに嫌いな人でも 出会えなければ今の私はいないから。
いろんな人の力を借りて強くなれた私。
教室に入れなくて同級生と会う度に逃げていた私
今年一月に成人式を迎え 当時の同級生達と一緒に式を終えました。
私の人生で誰一人欠けても今の私はいなかった。


皆にありがとう。


あなたが辛いときこの歌を思い出してほしい。
どんなに辛い時でもあなたが気づかないだけで必ず傍に希望はあるよ。


いつも傍にある希望をどうかどうか見落とさないで。





2011.02.03 ハネカゼ